はじめに
C105 冬コミで頒布された,Ryusei★さんの『夜を使いはたして』の感想を書いていく.
イラ集のチヒログを除けば,ちゃんとした作品を買うのは初めてだった.なぜなら自分が今月に至るまで未成年だったからだ.サークル白星純薬のメロブを見ても,本当に成人向けしかない.前の夏コミとか,普通に辛すぎて泣いてた.なんでチヒロ推しの同胞なのに,俺は読めんねん,と*1.
とりあえず,成人したし*2,冬コミで成人向けチヒ同人を仕入れるぞという意気込みで買いに行った.
夏コミ(C104)では,仕方がないので既刊のチヒログとチヒロラバスト2つを買って新刊は我慢した.
すると,こういうツイートをされていた.
未成年ということで新刊は我慢して既刊だけ持っていってくれたフォロワーを観測しているが、いつか成人した時は是非に名乗ってほしい、お祝いにその時出すであろう新刊プレゼントするので
— Ryusei★@日曜東1ホール"E-13a" (@ryusei0629ster) 2024年8月13日
これを「自分のことだ」と思い込むのはさすがに自惚れていると思ったので,ごまんといる未成年チヒロ担当者の誰かだろうと考えていた.
だから,冬コミ行くときは一応「成人しました.買わせてください」と言っておこう,と思った.
そして,冬コミになって突撃した.
「今月成人したんで,全部買わしてください」
すると次のような返しがされた
「もしかして芭蕉梶木さんですか?」
一瞬びっくりして声が出なかった.「え,なんで知ってるんや.怖」と口には出さずに内心にとどめた.
動揺したせいで「まあ...はい」と間の悪い陰キャオタクみたいな返しをしてしまって,後悔している.
「(夏で未成年のフォロワーがいるため)新成人割引してるので1000円でいいです」
ご丁寧に割引までしてもらった.
嬉しさが勝ったので,「感想書かせてもらいます」と言った.だから今書いている.言わなくても書いているけど.
あと,アクスタを買わなかったのは申し訳なかった.家に大量の本があり,そもそも置く場所がないのであきらめていた.何れは買う.
とりあえず読む準備をするためにフロアを湧かせておこう.
三代目の「R.Y.U.S.E.I.」とかでええやろう.
いや,明らかにSEXすることが確定しているのに,後ろでオーディエンスとかの「FOOFOO!」とかランニングマンの流れは逆にやかましすぎる.曲は切って静かに読もう.
本題
本作は頒布していた中で一番古いもの.作品履歴的には新しいが,旧作は在庫切れのまま(C102の作品とかも知っているのがあった.買えなかったけど).
漫画作品だからつらつらとすべてを書くと長くなりすぎるので,いつものように,話したい内容は絞ってそれについて深く書くことにしよう.
どうしても書いているうちに全部思うことが出てしまう.
表紙は静かでイケ顔チヒロ@コンビニ前.全年齢向けでも差し支えない.
「眼鏡外しません」マークが隅にあった.如何なる状況でも眼鏡をはずさせない過激派思想が垣間見える*3.
当然ビジネス書とかではないので表紙裏アジテはない.堀本見の見過ぎだ.
ページ番号がなくて悲しい.
表紙を開いて,また一ページを開く.びっくりした.突然濡れ場だった.前戯もクソもない.もう既に最高潮に達していた.こんなんでいいのか.
イってる時の赤らみが良かった.
その後ピストン運動を続けるのだが,ハートが多すぎる.ハンコックの「メロメロ甘風」の能力でも食らってる???
にしても,チヒロのアレは,思わず「うおでっか」と独り言.
関係がないのだけど,先生の大胸筋は結構いいのに腹筋が惜しい.バルクはあるからもっと筋肉付けたら様になる.(1~3p)
三徹目.自分なら常軌を逸して狂っている.チヒロは場数を踏んで訓練を受けているからそれなり慣れている.
JTCみたいなクソ案件の相手をしていて涙が出る.チヒロだったからよかったが,内製でやってたら崩壊してた.
にしても,Twitterにいる意味わからん技術趣味者くらいにはチヒロは凄いので,別にここで自信を喪失する必要はないと思っているが,精神訓練を受けていないのと,天才ではなく「秀才」──天才的要素はあったと思うがヒマリオと比較してもやはり霞むし,倫理性がある程度追いついているから,努力でのし上がってるという偏見があるので,こういった負の感情を抱かざるを得ないと考える.(4~5p)
「まだ学生」この言葉はかなりトリガーになるし,実際に言われたら刺さってやになる.ただ,学生であるということが大事なのであって,年を取るにつれて精神性が成長することもある.それを加味した発言だと自分は思っている.あと,この時の苦い顔(p6左上),狂う.チヒロのこういう顔が好きだ.
この空間は,チヒロの顔も相まってか,怒られてるように見えてメンタルに来る.辛い.
エグイ恵体で,そういうのつけるんや,と思った.(6~7p)
シャーレによく来る生徒の例3人,わかりすぎて何か言い訳のしようもない.チヒロにとっては,独占は許しがたいものだが,やはり,「先生にとって何か特別」な存在であることが,自身の秀才の立場になんとか付加価値を与えられるものだと思っていそうだ.だからと言って,体の関係が自分の望むものかどうかで拮抗している.
幾人のチヒロ担当者が引用していた例の文.横顔がイケすぎていて,頭抱えた.
世の中はコンピューターと一緒で『0(シロ)』と『1(クロ)』がはっきり分かれてるんだと思う
JIS規格に沿ってないのはいったん無視して,白か黒で決めてしまってれば,Shannonの情報理論的には,と情報量が1しかない.情報エントロピーが低すぎる.世界そんな単純じゃないって*4.情報過多の時代だから情報圧縮とか伝送時の誤り訂正とかもShannonは提唱してるけど,1bitはさすがに...RISC-Vでも32bitないと計算できないし*5.
情報量がなさすぎるからせめてSign Extensionくらいはしてほしいが,したところで,intでもfloatでも先頭1bitで符号が決まってしまうから,正負の話なら1bitできまる.
ケリをつける覚悟は,良いと思う.(8~9p)
前戯,急すぎてビックリした(2回目).いや,相互の同意を確認できないからすごい怖い.
あともう脱いでるし,チヒロもそういう気だったかもしれない.(勝手な憶測) (10~11p)
エロい.しか感想が思い浮かばない.生々しい表現を回避したら,これしか書けなくなった.「ここの部位とかが~」とかいうと,流石にきしょ過ぎるので書かない.仕方がないが「エロい」という言葉で片付けるほかない.あとは,チヒロの肌綺麗すぎる.絵が細かい動きが伝わりやすくて良い.
眼鏡は外さないと言っているのに,なんで「先生の眼鏡」は軽率に外されているのか疑問.先生のイケ顔には眼鏡も含まれているのに.(12~16p)
泣き顔チヒロ,情緒がおかしなる.最終戦略兵器に相当する火力を持つ.
理解るまでシて───
それはずるい,と思った.すべてではないが,自身の決定権やらあらゆる要素を相手に委ねる部分が,チヒロと先生との間に構築されている信頼関係を示している.これもまた勝手な憶測.(17p)
エロいシーン.言えるとしたら,バックは良い.(18~20p)
ここのピロートークが微笑ましい.(21~22p)
まとめ
ウタハ合同と『TECHIES IN DA HOUSE』も買ったが,自分が重視している感想軸と書く文量から,今作のみを取り上げた.
インターネットに放流する文書にギリギリなんとか書ける濡れ場シーンの感想が全部「エロい」で終わってしまうくらいには,全作とも,読み取れる趣味趣向を楽しめた.Ryusei★さんとこのチヒロは,イケ(美)と可愛らしさの良いとこ取りなので,そのギャップなどをかなり吸収できた.
同人漫画作品の感想をうまく書くのが苦手で,後半部分は伝えれた情報が少なかった.ここは場数で訓練する.
チヒロの絵のタッチとか結構好きなので,もっと各務同人誌が増えることを願う.