豊原備忘録

意味わからん学生が書き物します

思ったこととメモ

最近思うこと

私がお世話になっているhttps://twitter.com/pikathatremains氏に,なぜ工学徒は解析学をメインでやらなあかんのかと聞いた.
帰ってきた返事はこうだった.



確かに,解析は工学で死ぬほど応用されてるのを見ることが多いが,代数学は案外知られてない技術の一部分で使われてるイメージだった.
ちなみに,彼は知的で,ちょくちょくおもろいツイートをしているので,フォーしていても損はしない.思想は時々強い.


最初は,『数学で遊ぼ』を読んだり,暗号や誤り訂正辺りに興味を持ったりして代数をやろうかと思ったが,高専2年前期で某先生の情報数学に打ちのめされたのもあり*1,この会話を機にまずは解析をやろうかと思う.専門教科でも編入でも使うし,物理学に大いに役に立つ.

本の話

夏のコミケ旅行帰りは,今年は18きっぷで移動することにした.行きはぷらっとこだまだ.
10時間も電車に揺られるものなので,かなり退屈.しかし,こういう時は本でも読んでおくと案外時間をつぶせる.そのとき読んでいたのが『首都感染』(高嶋哲夫講談社文庫).中国で致死率50%の新型インフルエンザが流行し,日本中にウイルスを広めないよう政府が東京を完全封鎖した話だ.
私が中学一年生の冬も終わりかけの頃,今から3, 4年ほど前だったか.中国で新型コロナウイルスが拡散して学校が休校になったことは鮮明に覚えている.日本では数人感染者が出,感染しているかもしれないとある客船の乗客が検査や隔離をせずそのまま寿司屋に直行した,という何とも馬鹿なニュースも印象に残っている.
この本はそのウイルス対策の重要性を「ウイルスによる死」が身近な非常に恐ろしい脅威であると常に感じさせて伝えている.*2

*1:特に群環体とかの定義・演算で発狂した.難しいが面白いと思った.

*2:臓器を破壊して出血させるというかなり残酷なものだ.フィクションだからできたこと