豊原備忘録

意味わからん学生が書き物します

技術と旅のwant to

Open Source Conference 2024 Osakaにちょっとだけ(二時間)行った.テスト勉強とかもあるのでそんなにいるつもりはなかった.帰ってから何もしていないけど.
これはkazuedaさんが組み立てたZ80やZ180*1マイコンボードで,Unix風のOSで8bitや16bit CPUで稼働できるFuzixというのを動かせるらしい.自分も興味があったのでいろいろ聞いた.

どうやら,純正Z80やRAM,ROMの代替として使っているAVRマイコンなどはOrange Pico Shopで購入したらしい.自分も買ってみたい.ROMにOSのカーネルを入れておいて,SDカードにブートローダーを仕込むことでOS切り替えを行っているらしい.
一応NEC製の互換機はあるから,RAM/ROMをArduinoで代用すればいいだろう.ArduinoもAVRマイコンのATMEGAなのだから...と思ったけどそれはR3までだった.自分が持っているR4はルネサスのR7FA4M1AB3CFMだった.
store.shopping.yahoo.co.jp


これはTsutsuiさんが展示していたNetBSDというUnix風で,オープンソースなOSである.この画像では32bitの古いパソコンで動かしているが,NetBSDはいろんなアーキテクチャで動かせるらしく,ラズパイ4でも動かせるらしい.あと,OSを入れる段階でいろいろ自分でいじらないといけない部分があるので,コンピュータアーキテクチャに強くなれるよと言っていた.Linux系はOS自体の規模がデカくなって複雑化しているし,コミットもしにくくなっているからコミュニティもOSも小さいNetBSDならマニアックな人がいて面白いしコミットしやすいとのこと.



帰り道堺筋本町で見かけた話題の指名手配犯 桐島聡.うちの最寄りでも見かける.TwitterのFFに桐島聡と顔髪型がめっちゃ似ていて,100%一致みたいになった人がいる.確かに似ている.




凄い樺太に行きたい.もしくは北海道.北海道は日本の大まかな地域区分ではいまだに上陸していない地域だ.旅行をしていないという判別では,九州は博多で高専カンファレンスに行って,一人で泊まれないのですぐに新幹線で帰ったし,四国は東京からサンライズ瀬戸に乗って高松で降り,さか枝で牛肉うどんを食って在来線で大阪に帰ったという,せっかく上陸したのに一切旅行をしていないという経験がある.
どうやら羽田と稚内では一日一往復直行便があるらしい.北海道初上陸を本土最北端の街で達成してみたいという変な目標があるので乗ってみたいところだ.ただ,稚内から札幌は特急で4時間くらいはかかる.
一方,樺太は外国ながらまだ行きやすい?方のようだ.肝心の実効支配中のロシアとのビザ免除はなく,電子ビザを発行しないといけないそうだが,新千歳からユジノサハリンスク(旧 豊原)までの便が週5で出ている.2019年までは稚内からコルサコフ(旧 大泊)まで船が出ていたらしいが今は休止中のようだ.サハリンスクは最近まで狭軌(日本の在来線軌間)だったのだがロシアが標準軌よりも広い広軌に変えた.これで日本から贈与されたD51機関車が走れなくなり,今は展示されている.旧日本領ではなかった北樺太にあるノグリキというところはサハリンスクから寝台列車が出ている.日本ではもうサンライズぐらいしか定期列車がないので乗りたい.
drfc-ob.com

ちなみにブログ名にもある「豊原」というのは,ユジノサハリンスクの日本統治時代の地名,「豊原市」から来ている.

*1:Z80の上位互換.命令数とか増やしたらしい